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片山衣料のブログ

最近の夏物制服追加製造 進捗状況

2024-04-22
今年も朝晩は涼しいですが昼間は扇風機回すほど暑いです。となるとやはり夏物納品までが殺伐としてきます。
とある学校(継続物件)は、昨年11月に夏生地を手配していたんですがいまだに届かず!確認すると手配漏れだったらしく「至急染めます!」とのこと。一応残布はあることはあるんで客注は間に合うんですが、最近急に買い足しが続いたりすると足りないので心許ないです。

またとある学校は、先週末に数十着の追加受注。確認すると「モデルチェンジするかと思って在庫絞ってたら、全然足りなかった」とのこと。なぜ4月も下旬に差し掛かる頃にこれだけの未発注があったの!?一昔前は冬は冬に注文、夏は4月に入ったら注文…なんて販売店も結構ありましたが、これだけ暑くなるのが早く、衣替えが1か月も前倒しになると、実質稼働が1カ月では各販売店の追加製造は不可能になりました。それでも販売店の独自規格で制服を求めるなら一定割合の備蓄は必須ですが、昨今のモデルチェンジ事情&資金繰り事情の関係で数を出さないのに、しわ寄せを製造側で帳尻合わせさせようという考えはよくないと思います。
あと修学旅行が5月という学校も増えているのか、在校生の注文も多くなってきている(きれいな夏服で写真に残したい気持ちはよくわかる)感じで。この時期の販売店からのTELは正直出たくないですね。

こういう緊急の依頼に対して時に差し込みという手段(要は順番入れ替え)をすることはあるんですが、何でも差し込むわけではなく、緊急性や日頃ちゃんと備蓄を出してくれているか等々、その販売店さんとの日頃の関係性が正直言ってはっきり出ます。昨今大手メーカーは直販店を増やし、インターネット上で採寸&販売もできる土壌もどんどん育っていて、メーカー直でのサブスク(仕組み上月額・年額払いではないけどサブスクと称しているとそこの会社の人が言ってた…え?)もあると。既存販売店を介さない直売手法が多くなってきています。
販売店として卸してもらえないことにならないよう、上から目線でなく、接客&集客能力の向上は当たり前ですが在庫の持ち方&メーカーへの発注の仕方を見直してもらって、お互い困っているときに「この人を助けたい」と思える良好な関係を築いていきたいものです。
簡単に言うと在庫持たなく注文も遅いのに「まだか!」「そろそろ出るか?」「早く出せ!衣替えが今週だ!」とか言われても「知らんがな」ということですね。

ちなみにポロシャツ導入の学校さんは12月に夏冬同時受注なので、製造済み。ポロのお渡しが6月に入るかも?ということだったので、当社製の夏セーラー&スカートだけでも渡してもらうよう掛け合って納品済みです。
後ろの人らなぜシャツ揉んでいるのかわからないですが面白いので採用
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