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片山衣料のブログ

年度末…制服の出荷も山場です

2024-03-31
年度末ですね。制服の出荷は山場を迎えております。
もう既に完納している学校はあるんですが、この土日に生徒さんご家庭が販売店に取りに着て受け取ったはいいが『やっぱサイズ変更!』とか『ベストSを発注し忘れてた!&やっぱ買う』色々あるので、予備分も追加製造しておいてよかったと思う時期でもあります。

今年は大手さんの大幅遅延はそこまで聞かないですが、理由としては前年までの失態を挽回すべく、かなり多い目の在庫を積んでいるとか。ただ別注は欠品時の製造分はかなり遅いそうです。当社もまだ完納していないのでよそ様のことを言える立場ではないですがあと数日で全て完納、、早く落ち着きたいです。

なお今日は中学制服(セーラー服)の別注を週末受注したので8日の入学式に間に合うよう裁断しました。
着用者様の身長が180センチオーバーなので完全別注サイズ、スカートも抜丈75センチ。上着は別にエイヤ!で作ってしまうんですが、プリーツのヒダ加工が時間かかるので間に合うか心配です。ちなみに外国籍の方で、宗教とか関係なく、単純にモデル体型という理由で超ロングスカートです。足が長くて羨ましい。。
入学式にひとりだけ私服なのは可哀想なので間に合わせるよう最善を尽くします。
この月末が記録的な高温で、今頑張ってジャケット納品してもあっという間に夏服に切り替わるでしょうね。
初めから夏服で入学式してもらってジャケットや冬スラックス&スカートは9月いっぱいで採寸、お渡しは10月末とかにしてもらった方が色々都合がいいとは思います。

生徒さんご家庭のメリット
  • 半年でも男子は身長が伸びたりするので不安払しょく
  • お支払いが半年近くずれる(入学時期は物入りで他にも揃える必要があるものが多いから出費がかさむし)

販売店のメリット
  • 繁忙期が分散される(列の回転率が良くなる)
  • 需要予測の精度が高くなる(一度採寸してサイズと数量把握しているので)

コロナ禍で話が出てた9月入学は制服納品にとってもいい流れでした。9月入学はなくなりましたが、どこかの学校さんで夏スタイル入学を採用してほしいです。沖縄の学校では4月の入学式は夏服で行うというのを聞いたことがあります(真偽はしっかり調べていませんが)。
一張羅着せて入学式を迎えたい&迎えてほしいという気持ちはそれはそれでよくわかりますが。
4/2追記 ディスられました
納品は既に99%終わりました(3末以降の注文はしょうがないでしょ)。ということで今年は久しぶりに満開の桜をゆっくりと見れるかなと思いますので、7日の日曜日は晴れてほしいですね。

そんなやれやれ感の中、静岡県民として昨日の静岡県知事の6月辞職発言とその前日の例の発言
「県庁はシンクタンク(政策研究機関)だ。毎日毎日野菜を売ったり、牛の世話をしたり、モノを作ったりとかと違い、基本的に皆さま方は頭脳、知性の高い方たち。それを磨く必要がある」
には大変驚きました。なんせ当社は『モノを作ったり』してる企業ですし。
ディスる意図がある・ないではなく(あったらそもそもおかしいが)、その言葉選びがすごいと思います。
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