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片山衣料のブログ

自転車通学の高校生のヘルメット着用率ってどうなっているんでしょう?

2024-03-27
2023年に自転車のヘルメット着用の努力義務や、電動キックボードの法令改正があり日常の足の小型の乗り物の扱いが変わりましたが、現在の着用率ってどうなっているんでしょう?
小中学生のヘルメット着用率はすごい高いと思うんですが、高校生の着用率は0ともいえるほど低いことが通学風景からわかります。ちなみに静岡県でいうと2020年時点、自転車の保有台数は全国で10位の185万3000台ありながら、事故発生件数は9位の3986件と自転車事故発生率ではワースト1位って情報があります。
なのでヘルメット被ったほうがいいよね?(メーカーさんが在庫持っててくれるのでノーリスクだし)という事でヘルメットの取り扱いを始めて、この高校制服採寸会の際にセットで売り込んで見たんですが今年はそこまで多くなかったな…な感じでした。もちろん注文はくるんですが、思ったほど多くない感じです。

例えば隣の市の静岡県藤枝市では「藤枝市自転車用ヘルメット着用事業費補助金」を出していて、
  • 補助内容: 自転車用ヘルメット1個につき、上限2,000円を補助します。
  • 補助対象者: 藤枝市に住所を有する方、藤枝市外に住所を有し、藤枝市内の学校、事業所等に自転車を使用して通学し、又は通勤する方(申請日の属する年度末において16歳以上の方に限る。)
  • 補助対象経費: SGマーク、JCFマーク等、安全認証マークのある新品の自転車用ヘルメットの購入費
  • 購入方法: 令和5年4月1日以降に、本事業協力店(のぼり旗掲出)にて補助金額を値引いた金額で購入。

という感じでなかなか買いやすい環境ではあるんですが、思ったほどはね。。
ということで考察、

考えられる原因
  1. 自転車屋で買う説(高校の場合、学校指定ないのは確認済み、制服店のヘルメットは認知不足)
  2. 『ヘルメットなんてダサいしヘアセットが崩れるから被らないよ(笑)』説
  3. 制服販売店は制服採寸でいっぱいいっぱいで手が回らない説
  4. すでに皆さん持ってる(けどかぶらない)説

卸先何件かに聞いてみると、3.を言う意見が多い感じですね。当社も採寸をやっているので気持ちはよくわかります、数十組は列を作る販売店もありますし(ただ注文取りも集計も電卓だしDX化しましょうよとは思う)。
売り方ひとつで変わると思うのでこの辺りは来年頑張ろうと思います。来年度補助金あるか分かりませんが。
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