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片山衣料のブログ

「アマゾンスタイル(Amazon Style)」ってのがあったんですね

2023-12-01
米アマゾンにアパレル実店舗「アマゾンスタイル(Amazon Style)」ってのがあったんですね。オープンから2年で全店閉鎖という本日掲載の残念なニュースで知りましたが。

実店舗で商品のQR読込むと、その試着見本を試着室まで持って来てくれるサービスを導入していたそうです。全店閉鎖記事を見た後の後出しじゃんけん的な感想ですが、服を手に取って見てるのにいちいちスマホ取り出してQRを読込んでなんてしなくて、そのまま試着室に持って行けばいいじゃん、それでお買い上げならレジレスでそのまま退店で自動的にクレカ決済できるほうが良くない?それこそ、Amazon Goと同じ感じの動線で…という感想。

当社も採寸会を毎年開催するんですが、どれだけ保護者様の手数と当社の手数を減らしつつ快適に設営できるかを日々模索する側からみて、ネットでポチるのではなく実際に店舗で現物見たい人って
  • 手に取ってシルエットや素材感を確かめていそうなのに、QRを読込むためにスマホをポケットから取り出す必要があるから服を脇に抱えるかラックに戻すとなるとお客様の手数が多くなるのではないか?
  • ならばそのままカゴに入れて試着室向かえばいいのでは?試着場所こそ店内入り口のQRから予約すれば…
  • 利点としてはカゴを持つ手間が省けるが、アメリカって持ちきれないほど大量に試着室に持ち込むの?
文化的なところはわかりませんが、そんなところですね。

「アマゾンスタイルを知ってもらうためのマーケティングが、まるでなかった」とは記事にありましたが、そういう敗因もあるんでしょうね。そっちも詳しくないのでわかりませんが。あと服自体のデザインやブランド力と価格的な面が魅力的だったのかも記事だけではわかりません。
オンラインファストファッションのシーイン(Shein)に対抗して実店舗を試したみたのかもしれませんし。

ただDXは非常に大事ですね。普通だとショールーミング的なショップにして店舗内で直接確認した商品をECで購入する動線や、上で描いた通りAmazon Go的なレジレスにしそう(裾上げもあるから無理なのかもですが)ですが、アマゾンはそこをDXしますか!(今回は需要なかったみたいですが)と新たな気づきがあるニュースでした。
生成したらこんな画像になりました。実店舗がどんなのかは知りません
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