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片山衣料のブログ

ニッケ「ユニフォーム用生地並びにニット製品の価格改定について」の案内をもらう

2023-11-17
先日、日本毛織(ニッケ)の商社さんがいらっしゃって来年の価格改定について説明いただきました。
けっこう前から「上げます!」とは聞いていましたが、じゃあどれだけ上げるのさ?という点で保留でしたが、ようやくアップ幅が確定です。これによって次々年度新入生用の制服の下代も上代も改定は不可避ですね。

ニッケさんが仮に今回あげてこなくても、東洋紡もトーア紡も他の副資材もとっくに値上げしてきていますし、人件費も上昇しているので上げるんですがね。この記事でも書いている通り、大手さんも決算見る限り大変そうなので、業界的に全メーカー上がってくると聞いています。

とそれはいいんですが、このタイミングで値上げ前の大量発注が続いているらしく、生地製造工場がひっ迫しているそうで、小ロット製造の生産効率低下と相まって生地納入が非常に遅くなっていて問題になっています。
当社でも2月発注の新規校分が12月末あがりなので、12月からの採寸会に間に合わないって物件もあったり、毎年同じ分だけ発注しているとある生地が8月納期が11月中旬の来週ようやく納入とか当社にも影響がある状態です。材料入ってこないと作れないですし、ほんとものづくりは大変ですね。

よく言われる「ラーメン屋さんが原価高騰を理由に赤字になるからって店じまいを選択するのはおかしいよね」
の議論の通り、商売・サービスを継続するためにも価格改定は必須ではあると考えています。
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