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片山衣料のブログ

新規注文は7月で締め切り

2023-09-19
本日の繊維新聞に載っていました。とある制服大手さんが「新規注文は7月で締め切り」と。
記事の内容としては、LGBTQ対応で全国的にモデルチェンジが増えるなかで、新規受注できても生産ラインを非常に圧迫して納品が難しいから、ということだそうです。ちなみに7月で締め切るのは次年度から新制服の注文で次々年度の新制服ではないです。先週モデルチェンジプレゼンがありましたがそれには出てましたから。

去年、別の大手さんは確か6月までで新規受注停止と聞いていました。しかし、営業現場は秋口になっても新規受注してきて納品パニックになってたらしいです。それが理由か知りませんが、高校物件(3月中旬に合格発表で採寸)の追加製造を2月中に受注ストップしていて制服販売店が激怒していたこともありました。
新規受注を早めに締めたといっても、モデルチェンジで小ロット多品種となって原材料の製造も遅延するからと5~6年分くらいの原反を一括で発注しているらしく、それが生地製造と供給に遅延をもたらしているとも聞いています。原材料在庫がすごいことになりますね。大手さんとも言えどLGBTQ対応が一服するまでは非常に大変なかじ取りと思います。

当社は当社で来季からの新規案件をいくつか受注できております(プレゼンでの受注や競合廃業で移管等)が、出来る範囲で少しずつ広げていかないと、と思います。
新規事業を色々考えることはできるんですけどね(9/14の審査会でもう一つ経営革新承認もらいました)。
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