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片山衣料のブログ

2020年10月追記

2020-10-01
最近、コロナ対策として制服採寸会を開催しないで欲しいという学校さんもあると伺っています。そういう風潮を感じ取ったベンチャー企業で色々リモート採寸システムを開発しているみたいで、時折当社にも営業メールが届きます。ただ8月追記に書いた通り、不安は払しょくされていないので、結局メーカー側が過剰在庫をもって対応しないと交換返品に対応できないのではないかな?とは思います。
ちなみに、当社と協力関係にある某会社さんも同じ理由でリモート採寸システムを昨年度末に試験稼働させたのですが、60人弱を採寸したうち1割程度も交換対応があったそうで。
もちろん人が測っても交換対応となるケースはあるのですが、1割程度となるとその発生率はずいぶん高いかなと思います。
 
近年流行のビックシルエットのファッション衣類でしたら、多少のサイズ違いも許容できるのでしょうけれど、
制服の場合は難しいでしょうね。スラックスの丈も一度裾上げした品は返品されたら困りますし、スカート丈も短くしたいだろうからリモート採寸で出た数値を意図的に短く設定しなおすかもしれませんし。
 
ちなみに当社の契約校様の場合は今年度採寸会は実施しないということはなく、当社が元々サイトからオーダーできるようになっていることもあり、それを生かしたコロナ対応型制服採寸会を実施することになっています。
実際この10月に2校採寸しましたが、昨年度までのような3密は発生しませんでした。これはもちろん当社側の対応のみならず、契約校様・来場されるご父兄様の意識が去年と変わっているから、というのがありますが。
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