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片山衣料のブログ

2020年12月追記

2020-12-01
11月中旬から週末はどこかで採寸会実施、ということで毎週スタッフとして参加しています。毎日の検温等で体調管理はかかさず行っており、今のところ「疲れた~」や「会場が寒い!(体育館で両側開口)」はありますが37.5℃以上や体調不良にはなっていません。地域的なことや会場での予防対策の実施度、たまたまラッキーだった?、様々な要因での結果ではあるとは思いますが、採寸会という行為はそこまでリスキーではないかな?と現時点では考えています。
 
全国的にもこの時期は幼少の制服採寸は終盤で、これから中学制服、年明け2月以降の高校制服と採寸者の年齢も上がっていきます。採寸者も塾や部活で接触機会が増えるでしょうし、感染リスクは増えるかもしれませんが、マスクの着用率(幼児のマスク着用は推奨されていない)も手指消毒率もほぼ100%になるということ、あとは採寸スタッフもコロナ対応に慣れてきましたので実際は感染リスクは減るのかもしれません。
もちろん断言はできませんが。
 
 
ちなみに先日の組合採寸での話、スラックスの採寸方法で股下と総丈があるのですが、股下で計測をすべて総丈に変更しておこうとなりました。
 
総丈:着用者が履いた状態で裾を折り、脇からメジャーでベルト上から裾までの数値を出す
股下:着用者が履いた状態で裾を折り、ピン等で止め脱いでもらいズボンを寝かしメジャーで股下数値を出す
 
ということで、手数が違ってきます。イコール総丈に比べて股下は採寸時間がかかります。
 
自分としては
①サイズオーダーは股上(総丈-股下)、渡り巾、裾巾等その他の寸法も測りその人用の型で作るが学生の場合は学校ごと製品規格があり服装規定もある(腰履き禁止)のでベルト位置が決まっており、下に短パンを履く事を想定しているのでスラックス着用時にごわつかないよう股上も渡り巾も余裕のあるサイズにしている
②足の長さは左右で若干違っていたりするそうで、股下寸も0.5cm刻みで左右別寸で上げたりして、採寸者の要望に合わせてワンクッションやハーフクッション等で仕上げる(テーラー兼の制服販売店より教わる)が制服の採寸は足の長さも伸びるので「今」のジャストサイズは「1年後」や「2年後」と違う、を前提で測る
③なによりも採寸時間がかかる方法をとらないことでスタッフと採寸者の接触時間も減らすことは、次に控えている採寸者達&保護者達の混雑も緩和する=密を減らす
 
という理由があるかな?と考えています。
(だからこそ画像解析系の自動採寸アプリの精度がどれだけ学生採寸に適応するのか?が気になります)
(立体視と目算のサイズ確認は機械のほうがすでに正確で速いかもですね、適切な緩みはわかりませんが)
①②は屁理屈かもしれません。ただ、③は確実なのでそのためだけでも、ということでの変更です。
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