制服に使われているウール素材について
ピリングとは着ているときや洗濯の時にこすれたりして、衣類の表面に毛玉ができることを言い、多くの場合見た目が損なわれます。セーターやカーディガン等のウール製品やポリエステル製衣類でも多いですね。綿や絹は繊維が短いので玉になりにくいとは言われています。
そんなピリングはとても複雑なので、全くできないようにすることは保証できません。ただ、表面に出るピリングを極力少なく抑える方法はいくつかあります。また、出来てしまったときに取り除く方法もあります。
〇制服は裏返してネットに入れ単品で洗う
〇柔軟剤や柔軟仕上げ剤の見直
柔軟剤の成分がウール繊維の撚り(ねじって糸にした繊維の束)を緩めてしまう可能性が、日本毛織より報告されていますので、ウール製品用等の繊維に合っていないものを継続使用しますとピリングが発生しやすくなる可能性があります。