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片山衣料のブログ

危機一髪

2022-12-21
今シーズンはどこも製造現場がひっ迫しており大変です。まず原反が遅い!前も書きましたが、全国的なモデルチェンジの影響や原材料高による在庫縮小もあって納期通りに入ってこない。材料がそろわないと、製品が完成しないですし。プリーツやスラックスがモデルチェンジで無地からチェック柄に変わっていくのも影響が大きいところですね。同じ生地織るのでも、無地は同じ色なのにチェック柄は配色間違えると全然違ってしまうので、セットにかかる時間が全然違ってくると聞いています。なのでチェック柄ばかり増えると、同じ量こなすのにも時間ばかりがかかってしますので遅延しがちです。

で、今回のうちの危機一髪は無地の夏スカート用生地です。この生地、今年の5月に原布計画で商社に発注数を出していたんですが、不安になって(他が遅延だらけなので)商社に確認取ったところ「すみません、、まだ糸も用意していませんでした」状態でした。至急手配してもらい3月中には入ってくるように段取りしてもらっていますが、それでも1か月遅れです。もし例年通り発注かけていたりしてたら…5月か6月に生地上がりなので夏物納品に間に合わない状況になるところでした。本当に今シーズンは怖いです。
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