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片山衣料のブログ

ハンコレスが進みつつあるんですね、次はAI?

2023-05-26
当社ですが、官需(市や県の入札物件)も参加しています。今年は、静岡県の物品購入及び一般業務委託に係る競争入札参加資格審査の定期審査(要は入札に参加する資格の更新)がある年でして、納税証明書が必要なため税務署や静岡県財務事務所に取りに行ってきました。前回の定期審査が2020年で、3年前の記憶を頼りに確かハンコ(代表者印)がいるはずだったので持参していったんですが、もうハンコいらなくなったそうです。毎回きれいにハンコを押せない自分にとっては、ハンコレスへの移行はちょっとうれしい出来事です。
入札参加資格審査の提出必須資料自体には引き続き使用印鑑届と印鑑証明書が必須なので、官庁全てハンコレスになったというわけではないですが、これからそのあたりも変わっていくのかもしれません。

今後の未来予測として、対話型の人工知能(AI)「チャットGPT」を開発した新興企業「オープンAI」のサム・アルトマン最高経営責任者が、来日して首相とも面会してるところからすると、もしも官庁が導入すればハンコレスはもちろん、更新審査もAIで自動判定し完了するかもしれません。
官庁仕事の大多数はAIに代替され、ついでにハンコは電子署名とかNFTに変わるかもですね。
今後10年以内に『銀行の審査担当業務が、AIを搭載したスコアリングモデルに代替される確率が非常に高い』という話も聞きます。そうなれば、納税証明書もわざわざ400円も印紙代払って用意しなくてよくなりますし、審査はもちろん入札もペーパーレスで完結なので官庁的にも経費削減ですね(技術的な事は無知ですが)。

この間の静岡県の補助金で結構トラブルがあって、当社も提出していましたが結局2か月ほど審査も入金も遅延したので、こういうことも改善されるかもしれません。もちろん、中で働いていた方はもちろんすごい頑張ってくれていたとは思いますけどね。けれど今後は何だかんだでマンパワーで回していためんどくさい系の仕事が、AIに取って代わられれば必要されなくなる人員もあるんだろうなと思います。

ちなみに、令和5年4月1日より納税証明書交付請求書及び納税証明書を代理で交付申請される際の委任状への押印が不要になったそうです。本当につい最近の出来事でした。
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