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通常のお手入れ

ウール製品のお手入れ方法は思っているよりも簡単です。耐久性に富んだ繊維であるウールは、自然と新品時の風合いを保ち、汚れもあまり寄せ付けません。どの方法で洗うかに関係なく、洗濯する時には衣類を裏返しておくこと、洗う時や濡れているときは、明るい色のものと暗い色のものは分けておく事を前提でお願いします。
〇ポケットの中は空に
ウール製品は、保管または洗濯前にたるんだり膨れたりしないようポケットの中身を全て出し、ベルトや金具、その他のアクセサリー類を取り外しておきます。
ファスナーやボタンはすべて閉じて保管してください。
〇ブラシをかける
着用後に柔らかい衣類用ブラシを使って衣類の縦方向にかけることで、あとでシミになりそうな表面の汚れを落とします。
〇風を通す
タバコや食べ物のにおいを取り除くために、
・ニット製品はベットかタオルの上に1時間平らにして置いておきます。
・ジャケットなどの製品は適切なハンガーにかけて風を通しておきます。
〇ニットはたたんで、織物は吊るして
・ニット製品はやさしくたたんでタンス類にしまいます。
・ジャケットなどの織物製品はパット付きのハンガーにかけたまましまいます。
〇休ませる
次に着用するまでに24時間休ませるのが理想です。そうすることで、ウール繊維の元々の回復力と弾力により、元の形状に戻ります
〇リフレッシュさせるときは
梱包されたものを開封時または着用後に、蒸気の立ち込めたバスルームに吊るしておくことで手軽にリフレッシュさせることができます。蒸気がしわを伸ばしてくれますのでスーツ類に特に効果的です。
〇直射日光や熱を避けて乾燥する
直射日光や熱を避け、室温で乾燥させてください。
〇軽量衣類のお手入れ
軽いウール製品はしわを取るのにやや時間がかかることがあります。中温で湿った布またはスチームアイロンを使用してアイロンをかけると、しわが取れます
〇長期の保管
食べ物のシミや体の皮脂は虫食いの原因となりやすいため、しっかりと汚れを落としてから気密性のある袋か箱に入れてしまうようにしてください。出来ればウールマーク認定の防虫剤を使用することをお勧めします。ただし、防虫剤が直接衣類に触れないようにします

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