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片山衣料のブログ

越境って難しいですね

2025-09-19
ご存じの通り(まだ公開してない取り組みもありますが)、越境EC にチャレンジしています。 
やってみると奥深さをひしひし実感中。

というのも、
ケース1. もしフランスに制服を送ったら?
日本と同じ価格でサイトに載せていても、海外のお客様は 関税+VAT(付加価値税=消費税みたいなもの) を別途お支払い。 たとえば、フランスのお客様が制服上下を購入したケース。
商品価格が 300ユーロ、送料が 30ユーロ の想定で計算してみると…

商品価格:€300 送料:€30 
  • 関税(最大12%想定):(€300+€30) × 12% = €39.6 
  • VAT課税対象額:€300+€30+€39.6 = €369.6 
  • VAT(20%):€369.6 × 20% = €73.92 
  • 合計支払額:€369.6 + €73.92 = €443.52 

今のレート(1ユーロ=約173円)で計算すると、 
  • 商品代金+送料 = 約57,090円 
  • 関税+VAT = 約12,788円 
  • 合計負担額:約76,729円 

調べてみるとこんな感じらしいので越境ECでは、3〜4割増しですね。 

ケース2. もしアメリカに制服を送ったら?
アメリカはこれまで「800ドル以下は関税ゼロ」という神ルール(de minimis)があったんですが、先日それが 急きょ前倒しで撤廃 に。これからは400ドルの商品を送るだけでも関税+Sales Taxがかかるので、やっぱお客様の負担は2〜3割は日本よりもかかる。 

海外はインフレが進んでいるとはいえ、高額商品の販売はやっぱりハードルが高くなりそう。 
関税・VAT・世界情勢 —— いろんな要素が絡むし国ごとにルールも違うので、一筋縄ではいかないですね。
ただ「日本製の本物の制服を手に取りたい!」という海外のお客様の声は前回のパリやその前からのやり取りで確実にあると実感しているので、どういうのがより良いやり方&価格設定なのかは引き続きチャレンジしてって知見をためていくのみです 。
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